虫捕りと鮎つかみ

ナムターン

2007年07月16日 22:02


暇な連休の三日目、河川敷にお隣の子供をつれて虫捕りに行って来た。
トンボとバッタがいっぱい居る。
彼らはトンボには興味なく、バッタに興味集中。
川原に居るのは、ショウリョウバッタと殿様バッタ、他ツチイナゴ。
捕り方は共通で、歩いているとバッタが飛び立つので、それを追いかけて網で捕獲。
ショリョウはこの方法で簡単につかまるが、殿様(大型)はなかなか難しい。

彼ら3人に模範を示すべく、ばしばしっとバッタを捕まえる私。まだまだこの子たちには負けません。

と思っていたら大失態。
一匹の殿様をおいかけて、目標定めて振りかぶり、藪めがけエイっ振り下ろした瞬間、
その先に、パイナップルみたいなものを見つけ、何かな?と思いつつ、これまさかあれか?っと
ややスローモーションに視覚が変化しつつも目標めがけて網を振り下ろした後、正体判明。
パイナップル=蜂の巣。たぶんアシナガバチ。

蜂が出てきたのと同時に網を放り投げダッシュで後退し、子供たちに逃げろと叫ぶ。

運よく?蜂の追撃が無く刺されずにすんだ。あぁよかった。本当によかった。

彼らもだんだん虫捕りに飽きてきて、川原といえばこれ。

石投げ。平たい石をうま~く投げるとちょんちょんちょんと水面をはねる定番の遊び。
と思ったらこの子達むちゃくちゃ。ばしゃばしゃ、どぼんと石投げ込むだけ。
ルールなし?それでも大盛り上がり。子供ってうらやましい。

” 上流に行ってみない?台風で増水した堰堤の水はすごいよ、見に行こう。 ”

言ってしまった、増水時の川で危険を伴う子供相手に責任の重いこの言葉。しかも他人の子連れ。
でも見せてあげたいいんだよなぁ、台風後の増水した川のすごさ。
子供の頃、台風の後、必ず増水した川を見に行っていた自分の子供時代を振り返ると
こんな面白い(被害に合われた方には不謹慎だが)ことはめったに無い非日常。
家、家具、プロパンガスもろもろいろんなものが流れており、河川の凄さを目の辺りにしていた。

ま、男の子一人なのでなんとか制御可能と判断し、車で堰堤まで移動。
堰堤近くで車を止め、堰堤に向かって歩いているとすれ違う御仁との会話
御仁:魚とりいくの?
 私: いきませんよ、増水して危ないし、見に行くだけです。
御仁:実は堰堤横に水溜りが出来ていてそこ、鮎捕り放題だよ、浅いので子供でも安全だよ。
 私&子供たち:え~、本当ですかぁーーー

急いで車に戻り網とバケツを手に取り堰堤に向かう。
(子供たちは走って車にもどったが、車も鍵が閉まっているので待ちぼうけ、かわいいやつら)

堰堤の途中、子連れのお母さんからバケツを見せられ
” ナマズ要りますか? ”
要りませんと即座に答えた後、バケツ覗いてびっくり40センチ超えのナマズ。
このナマズも水溜りで捕らえたとのこと。

子供たち大興奮、ヒートアップ

ナマズが居たという水溜りに到着。ウグイ、オイカワしかいない。
子供たちは、これでも大喜びだが、こいつら食べてもおいしくないのだ、
目指すは鮎。ということで堰堤を目指す。

堰堤に到着。水溜りに魚影が。
鮎あゆあゆあゆあゆあゆあゆあゆあゆあゆあゆあゆ

既に酸欠で死んでいるものもちらほら。
この水溜りでは、明日には全滅、鳥のエサになる運命。
ならば頂いてあげます。捕りまくり、捕り放題。
大きめのは少なくアベレージは12、13センチの子鮎。
なかには15センチオーバーで塩焼きになりそうなのもちらほら

なるべく大き目の捕ってねと子供たちに指示。
あっというまにバケツ一杯に。100匹超え。

バケツに入れた鮎も酸欠でどんどん死亡していく。
まぁ食べるには十分な量が捕れたので、ここらで切り上げ。
生きてて小さめなのは本流にリリース。

ちょっと残念だったのは、水溜り網ですくっていて
鮎ころがしの仕掛け針付きが2回もゲットできてしまったこと。
鮎師マナー悪すぎ。勘弁してください。
関連記事