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平凡な人間が非凡にあこがれると、悲しくも歪んだ非凡になってしまう。 そんな非凡になれない歪んだ私がつづるミドリのあるくらし。

2007年12月16日

ちょっとサイクリング

嫁さんのチャリで川原まで行ってきた。
約50分間の濃密な時間。ぜーぜーいってる。体がいたい。
まさに行きはよいよい帰りは怖い。


行きはほぼ平坦か下り。
平坦路で全速力でこいでみた。
子供の頃を思い出す。とても懐かしい感じと忘れていた空気の流れ。

子供の頃は歩道なんて無かった。
自転車走行可となっていても段差があるは、おじいおばあはよろよろ出てくるは
車は頭だけ出して様子をうかがってくるは、危ないことこの上ない。
歩道はゆっくり走るしかないと心に決める。

川へ降りる一番長いくだりに差し掛かる。
かなりスピードでてきた。
と思ったら、ロードバイクが外側から ”えっ”というくらいの
スピード差であっさり抜いていく。あれば別の乗り物だな。

スピードが増していく。40kmは越えてる気がする。
はっきり行って怖い。
どんどん下る。そして景色の流れるスピードがさらに速くなる。。
車体が振動する。前輪が少しぶれてるか?これが限界だな。
下り中盤の右コーナーが迫る。
ブレーキを軽くかける。フレームがねじれる感じ。懐かしい感覚。オートバイに近い。
というか、ブレーキングが怖い。スピード出さなきゃ良かった。
何とか減速してコーナークリア。ヘルメットが欲しくなった。
自転車って危ない。(私の乗り方が危ない)
川原まで15分。おー。車で来るのとほとんど変わらない。

川原をぶらぶらして帰途へ。
ルートはさっきの坂とは別ルートの裏道。交通量が少ないけど傾斜がきつい。
休まずに坂を上りきれるかがポイント。
いっきまぁーす。
勢いよくこぎ出すものの、坂に差し掛かるとすぐ一番軽いギアへ。
坂が長い。傾斜がきつい。心臓がばくばく。足が痛い。
えーい気合のダンシング、ダンシング。なんとか中間のカーブまで到着。
だめ。もうだめ。休憩する。死んでしまう。

30秒静止後、息を整えて再び坂の後半へ。
後半は傾斜がゆるく、問題なし。

登り坂の反動でぼーっとポタリング状態。
はっ、こんなことではいけない。いけない。

残っている気力体力を振り絞り家路を急ぐ。

これが50分の内容。
今の体力では1時間乗ってるのが限界。
この辺坂が多い。







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